ちがさき丸ごと博物館

薬師堂跡

名称 薬師堂跡 別名 薬師庵
所在地 甘沼
概要 県道遠藤茅ヶ崎線の駅方向から、新湘南バイパスのガードをくぐった左手マンションの裏手の民家の陰に、かつて薬師堂があり、入口に庚申塔(寛文5年:1665、元禄7年:1694、宝永7年:1710)・二十三夜塔(天保14年:1843)とともに徳本名号塔がありました。徳本名号塔は市内には4基あり(残りは下町屋の梅雲寺〈文政3年:1820〉、南湖の西運寺〈文政4年:1821〉、赤羽根の西光寺〈文政5年:1822〉)、ここの塔には文政3年(1820)の銘があります。これらの石塔類は現在は西光寺に移されました。徳本は、木食修行をした浄土宗の僧で、念仏一途の徳本行者として敬われました。諸国を巡歴して木魚と鉦を激しくたたく独特の徳本念仏を広め、各地に念仏講中をつくりました。この講中が、徳本が独特の書体で書いた名号(南無阿弥陀仏)を写して刻んだのが徳本名号塔です。特徴のある花押も、大変目立ちます。
[ちがさき丸ごと博物館ガイドブック(文化財編)  ぶらり散歩 郷土再発見  (根) ]
イメージ