ちがさき丸ごと博物館

明治の衣

名称 明治の衣 別名
所在地
概要 浜降祭の古い写真を見ると、人々は白木綿の法被・もも引き姿で威勢よく、みこしを担いでいます。藍で紺色に染めたものを田もも引き、あるいはもも引きといい、田仕事はもちろん、畑仕事にもよく使いました。特徴は、脚にぴったりすること、湿田でも動きやすいこと、木綿なので丈夫な上に乾きが早いこと、そして家でも簡単に縫えたことが挙げられます。漁業の仕事着は、寒い季節の防寒対策が大切でした。上着は木綿の着物でしたが、何回も繕いながら着たので厚くて重いものになり、刺子に似ていました。これをボウタといい、寒い海の上で防寒の役目を果たしてくれる命綱のようなものでした。そのため当時の人は、ボウタについて「よその人につくってもらっちゃあいけない、必ず家の者が縫うものだ」と言っていたそうです。また手袋は、自分で編んで指先が出ているようにしたものを使いました。地引き網を引くとき、腰に巻いて綱を引くのに使うハヨという道具は、子どものころから自分で作ったそうです。もも引き、手袋、ハヨは文化資料館に展示されています。[百科事典用テキストデーター   (根) ]
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