ちがさき丸ごと博物館

椎ノ木坂周辺の遺跡

名称 椎ノ木坂周辺の遺跡 別名 諏訪谷A遺跡
所在地 椎ノ木坂(下寺尾と堤の境)
概要 切通し両側の樹林。関東ローム層の路頭。旧石器時代・古墳時代・近世・近代の遺跡。

小出川の支流、駒寄川沿いの小さな谷に面した台地上にあり、標高33メートルのいちにある。谷幅の狭い、台地との比高差の低い小さな河川であるが、その流域に点々とならぶ先土器時代遺跡の分布をみることができる。いずれも、台地の縁辺部に立地する。不思議なことに、台地の中央部には一か所の遺跡も発見されていない。先土器時代人が谷にそって移動し、生活をつずけた事を物語るものであろう。一つの遺跡に、いくつもの生活跡、あるいは何層もの生活面が重複して発見される場合が多い。しかし、この生活跡・遺跡の多いことは、それに比例して人口が多かったということではなく、一般にこの時代の遺跡の規模は小さく、のこされた遺物の量は少ない。このことは、小集団による短期間の居住の結果と考えられる。当時の移動性にとんだ生活は、それに比例して多数の生活跡・遺跡をのこすこととなるのである。[茅ケ崎市史④ 通史編 第一章石器時代の文化]
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