ちがさき丸ごと博物館

小山房全

名称 小山房全 別名
所在地
概要 現在、ダイクマから茅ヶ崎郵便局が建っている辺りにかけて、昔、純水館という製糸工場がありました。創始者は現在の長野県小諸市出身の小山房全です。明治40年(1907)頃、房全は病気療養のため南湖院に入院しました。その時、この地が病後の療養に適していたうえに、周辺でたくさんの繭を生産していることを知りました。町の有力者の奨めもあり、大正5年(1916)から翌年にかけて、一万二千坪の敷地に最新式の器械二百四釜を備えた工場を創立しました。純水館は、順調な経営を続け、生産額も伸び、その品質は世界の一級品といわれ、純水館の商標には「小山純水館 日本 相州 茅ヶ崎」とローマ字で記され、世界最高級品として国際市場で高い評価を得ました。品質、生産量も順調に進展した純水館でしたが、関東大震災で大きな打撃を受けました。その後再開はしましたが、昭和4年の世界恐慌で損失が大きくなり、打開策に奔走した房全は病に倒れ、昭和10年(1935)秋に死去しました。その後も、小諸工場の援助によって操業を続けましたが、再建することができず、昭和12年に工場を閉鎖しました。
ちなみに、茅ヶ崎の名誉市民の故小山敬三画伯は房全の義弟です。[茅ヶ崎ゆかりの人物誌   郷土史学習グループ 一樹会   (根)]
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