ちがさき丸ごと博物館

将棋凧

名称 将棋凧 別名
所在地 松林1-6-19
概要  この和凧は、神奈川県の相模地方から湘南にかけて揚げられた強風用の豪快な「将棋凧」です。将棋凧は、明治の初め頃、”茅ヶ崎の服部定右衛門(南湖)”という人が将棋の駒にヒントを得て、将棋の駒は下が平らだが、タコは七角形とし、日本でただ一つのタコを考案し、「子供の誕生と豊作・大漁祈願」を祝って揚げたのが始まりと言われます。
 棋凧には、うなりがついています。強風用の凧ですから、揚げ糸は直径1mm程度のロープ、しっぽには荒縄を使います。
以後、村中で揚げるようになりましたが、戦後途絶えてしまいました。 その後、茅ヶ崎市在住の浅岡正幸さん(元町)が保存会をつくり、継承復活させ、現在の形、字になったものです。大きさは絶て60cm横54cm にもなります。
大きいタコは十四、五人いないと、とても上げられない。綱は小指くらい。小さいタコは、げん骨の大きさである。
そのうなりは、茅ヶ崎甚句に、「サァー茅ヶ崎、荒波育ち、」とあるように、怒涛つらぬく、岩に砕ける波の音にたとえられ、青空に舞い上がる、男の勇壮さともされている。茅ヶ崎は、南風の吹き始める五月であり、タコにとって最高の季節である。
将棋ダコには、王将から歩まで、将棋の駒にあわせて保存されている。[茅ケ崎の昔話(改訂版)・高橋昭和著  ]
イメージ