ちがさき丸ごと博物館

アカシア

名称 アカシア 別名
所在地 東部海岸よりに多いように見受けます
概要 市の木/アカシアは、初夏のころ今年はえた枝の葉液から、10から15センチのフジの花のような白色でチョウ形の花をつけます。香りが良く、若葉の淡いグリーンとともに、そそとしてよいものです。幹の高さは15?ほどで落葉高木、花は蜜(みつ)源植物なので良質な蜜が採れます。また、さっとゆがいて酢の物や天ぷらにすると、初夏のさわやかさが食卓でも味わえます。繁殖力がおう盛で、遠隔地にもにょきにょき芽を出し迷惑きわまりないのですが、根が浅いので強風には弱いようです。この木はとげがあることと萌芽(ほうが)力のおう盛なことを除けば実に有益な木でありましょう。マメ科のこの木は、根瘤(こんりゅう)バクテリアが空気中の窒素を固定して地味豊かにするので、やせた土地に開拓樹として、ポプラ、プラタナスとともによく利用されます。また枝のもとの托葉(たくよう)には、次第に木質化した鋭いとげがあります。一対のとげの間から4月になると若芽が伸びだし、その枝も太陽の恵みを十分に受けられるように少しずつ角度を変えています。葉は日没ごろから次第にたたまれ、小葉が合わさり、眠りにつきます。この木は、明治の末ごろ、福岡孝弟(たかちか)氏がひばりが丘の自宅の庭に一本植えたのがはじまりのようです。そのせいか当市においては東部海岸よりに多いように見受けます。北米原産ですが、今は全県に一般的にみられます。日本名「ハリエンジュ」は、エンジュに似て針(とげ)があるためです。市のアカシアは、昭和47年にアカシアと称される他の木をも含めて決定されました。ニセアカシアが植樹に適さないからと、62年の市制40周年記念植樹には、フサアカシアが公共施設に植えられました。しかし、市の木の図案はニセアカシアの葉であり、世間一般ではアカシアといえば、ニセアカシアのことを呼んでいるようです。
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