ちがさき丸ごと博物館

蓮妙寺と川口家の長屋門

名称 蓮妙寺と川口家の長屋門 別名
所在地 芹沢
概要  連妙寺は弁財山蓮妙寺。日蓮宗の寺院です。『新編相摸国風土記稿』には「弁財山と号す、日蓮宗駿州富士北山本門寺末、本尊三宝四菩薩等」と記載されています。開山は静岡県富士宮市にある北山本門寺十世の日殿上人。寺伝によれば、もともと小田原にあった蓮成寺というお寺を元亀三年(1572年)に当地に移して名前を蓮妙寺に改めたものと伝えられています。江戸時代には芹沢を領した旗本戸田氏の庇護を受け、境内には最後の領主、戸田隆之助勝信の墓も残されています。境内にある池のほとりには弁財天を祀った弁天堂が建っています。山号の弁財山というのはこの弁財天に由来すると考えられるので、おそらく蓮妙寺の創建以来ずっと一緒に祀られてきたものなのだと思います。このような神様が隣り合って祀られているというのは興味深いところで、お寺の境内社には、元々その土地で祀られていた神様を別の仏神として祀りなおしたものが少なからずあるような気がしています。なお、ここ蓮妙寺は相州小出七福神の弁財天の札所となっていてます。
 川口家の長屋門は蓮妙寺の北西に当たり、腰掛神社の前の道を南に百メートルほど下った所にあります。長屋門は武家屋敷や地方の豪農、大地主の格式を示すものとして屋敷の門扉として建設されました。川口家の長屋門は12代目の当主により1894年(明治27年)に建てられ、横15.47メートル(8.5間)奥行4.55メートル(2.5間)高さ5.3メートルの建物でです。長屋門は収穫した米の収め所、農機具の収納、農作物の保管などにも利用されました。川口家の長屋門は関東大震災では被害を免れました。昭和20年と51年に大きな改修が行われました。(う)  
 

 

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