ちがさき丸ごと博物館

浄見寺

名称 浄見寺 別名
所在地 堤4330
概要 大岡越前守菩提寺/建彦神社の南、反対側の谷へ歩いて十分ほどの神明谷の樹林の中に浄見寺があります。浄見寺は、堤村を本領とした大岡家の二代当主忠政が、父忠勝の追善のために慶長16年(1611)に建立しました。山号は、忠勝の法名「大綱院殿忠誉窓月浄見大居士」から取って窓月山といい、浄土宗の寺院です。江戸時代の名奉行として今に知られている大岡越前守忠相を出した大岡家の累世の菩提寺です。大岡家一族墓所は市指定の史跡(昭和36年)で、山門左の一段高いところにあります。元和元年(1615)にこの寺に改葬された初代忠勝の墓石をはじめとして、十三代まで一族累代の墓碑58基が整然と並んでいます。この中に五代目越前守忠相の墓もあって、その墓だけが石の柵に囲まれています。忠相は八代将軍吉宗の時、江戸の町奉行に抜てきされました。江戸に防火のための町火消を組織したり、目安箱を設置したり、飢饉対策としてサツマ芋の栽培を奨励したり、数々の業績を残しました。浄見寺所蔵の金銅製六臂(腕が6本)の弁才天坐像は県指定重要文化財(昭和41年)で、室町時代作とみられています。浄見寺の寺林は県指定天然記念物で、スダジイ・タブノキ・モチノキなどの照葉樹が群生し、この地域のかつての自然林の面影を残しています。この中のオハツキイチョウは一木指定の県天然記念物(昭和36年)です。葉の上にギンナンのなる変種で、県下で最初に発見されたものです。
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