ちがさき丸ごと博物館

十浜人道橋取水堰

名称 十浜人道橋取水堰 別名
所在地 十間坂3-7・千ノ川
概要 昔、登象地域には千ノ川の水を利用した水田が広がっていました。その水を田に引くために、この場所に堰(登象の堰)が設けられていました。
ここでせき止められた水は、取水口から用水路を流れ、十間坂、南湖、矢畑、浜之郷、鶴嶺八幡あたりまで広がる水田を潤いました。余った水は、現在の富士見橋脇で、再び千ノ川に流れる仕組みでした。昭和のはじめに造られたこの堰は、がっちりしたコンクリート製で、約80cmほどの幅をもっていましたので、橋の役目も果たしました。また、相模川左岸農業用水導入後の堰はいつも豊富な水量をたたえていたので、子供たちにとっては自然のプールでもあり、魚とりを楽しむ集いの場でもありました。
橋の役割は、十間坂と浜之郷をつなぐ「とはま人道橋」として現在に残されましたが、かろうじて原形を留めていた堰跡と取水口は、平成19年の護岸工事の際に、県の協力を得、その位置を護岸に刻むことにしました。
新しい護岸に付設された四角い囲みがその原位置で、上端の高さが本来の土手の高さを示しています。この土手と堰は多くの人々が行き交う場であり、鶴嶺神社参道を前景にした富士山、箱根、丹沢の眺望は人々の目を楽しませました。 
[取水堰案内板から ]
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