ちがさき丸ごと博物館

迎え盆

名称 迎え盆 別名
所在地
概要 8月13日の午前中に盆棚を作る。座敷の神棚の前に四斗樽を置き、その上にのし板や戸板を置く。その上にマコモで編んだ御座を敷き、 女竹をたてて縄を渡し、オカボやホーズキ・柿・栗などをはさんでださげる。棚には、仏壇の位牌を出して並べる。日蓮宗の家ではお題目の軸をあるだけ出してかける。キュウリとナスに麻がらで足をつけ馬と称する。その食い物だといって、サイの目に刻んだナスをサトイモの葉にのせておく。水をおいて、ミソハギの葉をたばねて添え、おがむたびに、それで水をサイの目のナスにふりかける。スイカなどの果物を供える。無縁様のために棚の下には、手塩皿に盛った供え物をおく。仏壇には、年忌のあけた人の位牌を残して、御留守居(おるすい)様といい、そこにも少しの供え物をする。昼ごろお墓参りをする。水・線香、コーノハナ(シキミ)・サイの目刻みのナス・花を持って家中で出かける。帰ると門口に砂を盛る。海辺の南湖・柳島などではあまりやらないが、他の村では行われる。これを盆塚という人もあるが一般的な名称はない。造花を飾って、キュウリ・ナスの馬を、この日はうちに向けておく。サイの目刻みのナスもおく。夕方はその横で迎え火を焚(た)く。この火をまたぐと下の病にならぬという。その火を線香につけて盆棚に移す。これでご先祖様がこられたという。この日の供え物はソバ。 (根)[茅ヶ崎市史③ 民俗編 第六章 年中行事より (根) ]
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