ちがさき丸ごと博物館

アオキ(ミズキ科)

名称 アオキ(ミズキ科) 別名
所在地 市内北部の丘陵地
概要 アオキは、日本特産のミズキ科の常緑低木で、北海道から沖縄まで広く分布しています。命名者は、幕末に来日したスウェーデンの植物学者ツンベルグです。茎や葉が青く滑らかな木肌は、青い木という名にふさわしく、ヨーロッパではジャパニーズ・アオキの名が使われています。アオキには雌の木と雄の木がありますが、4月ごろに咲く、紫がかった褐色の花を見ればすぐに見分けがつきます。雌花(めばな)は4枚の花弁の色が少し明るく、真ん中に緑色のめしべ1本が目立ちます。雄花(おばな)は、4枚の花弁の中に4本のおしべが付いています。市内では北部の丘陵地に見られますが、山の木というよりも一般の庭木のイメージがあるようです。庭に植えるときは、雌雄両方の木を植えた方が果実が付きやすいのですが、雌の木だけでも、どこからか花粉が飛んできて果実ができる可能性があります。果実は20ミリほどのだ円形で、秋になると赤く色付いて緑の茎や葉によく映え、翌年の4月ごろまで木に付いています。標本作りでは、常緑の葉や赤い果実は乾くと真っ黒になるので苦労しますが、この色の成分は、薬を黒く染める着色剤となります。葉はあぶって練ると、やけどや傷の薬になり、葉の汁は外用する(塗る)と解熱の効果があります。
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