ちがさき丸ごと博物館

オオイヌノフグリ(ゴマノハグサ科)

名称 オオイヌノフグリ(ゴマノハグサ科) 別名
所在地 市内全域
概要 コバルトブルーの花びらは、0.8ミリ〜1ミリで4枚あり、2月〜5月ごろ畑や道端、石垣の間など多くの場所で見られます。敷き詰めたように茂った緑の葉の上に点々と咲く青い花は、とてもかれんで愛らしいものです。花にある模様は、ハチやアブを呼び寄せるための道しるべになります。また揺れやすいので、寄ってきた虫は振り落とされないように必死にしがみつきます。その時、雄しべと雌しべが触れ合って受粉が行なわれます。原産地はヨーロッパで、明治の初期に日本に入ってきました。よく似た植物に、日本原産のイヌノフグリがあります。しかし、オオイヌノフグリやタチイヌノフグリが日本に入ってきてからは、イヌノフグリは追い払われるように少なくなってしまいました。県内では三浦半島などでわずかに採取例があるだけになってしまったようです。学名は、十字架を背負って刑場へ行くキリストの血や汗をふいたといわれる聖女の名「ベロニカ」が付けられています。和名である「オオイヌノフグリ」は、実が丸みのあるじん臓形で、犬の陰のうの形に似ている事から付きました。幅6ミリ〜7ミリの小さな果実を見て、このような単刀直入な名前が付いたようです。ほかにもとてもロマンチックな「星のひとみ」、「天人(てんにん)唐草(からくさ)」、「ヒョウタングサ」などという名もありますが、広まるのはなかなか難しいようです。
[]
イメージ