ちがさき丸ごと博物館

おしの狐

名称 おしの狐 別名
所在地
概要 香川に篠谷という所がある。寺尾などの人はここを篠山とも言う。昔ここに狐がいて、人をよく化かした。この狐を誰となく篠山の狐「おしの狐」というふうになった。ある時、このおしの狐に化かされて畑の中を尻ばしょりで「おお深い。おお深い。」と言ってぐるぐる歩いている人がいた。聞いてみると川に入っているのだろう。ある時には女に化けて道行き、腹の減った人に重箱に一杯入ったおむすびを食べさせた。それも馬の糞であったという。ある時、寺尾から円蔵へ嫁に入った人が寺尾の実家が人が亡くなりお通夜に来ての帰り、夜遅く出て、どう間違ったのか一生懸命歩いても円蔵に帰れなかった。さんざん経ってから、畑道や山道を歩いていると、どこかの家の光が見えた。やっとその家に行ってみると、それは前夜お通夜のあった自分の生まれた家であった。これもおしの狐の仕業だろうと言う。
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