ちがさき丸ごと博物館

カラスザンショウ(ミカン科)

名称 カラスザンショウ(ミカン科) 別名
所在地
概要 カラスザンショウは林縁や林の伐採跡などに芽生え、成長が非常に速く、傘を広げたような樹形をつくります。若い枝や幹にある鋭いとげは、成木になるとやがて先が取れていきます。葉はクロアゲハやモンキアゲハの幼虫や、シンジュサンという大型のガの幼虫などの食草となり、夏には黄緑色の小さな花を多数付けますが、チョウをはじめさまざまな虫たちがみつや花粉を求めてやって来ます。また、それらの虫をねらってくる鳥や虫もいます。そして、実が熟す秋から冬は、カラスだけでなくキジバト、オナガ、ヒヨドリ、メジロ、ジョウビタキなど多くの鳥がこの実を好んで食べにやって来ます。冬には葉を落とした跡(葉痕)がハート型のサルの顔のように見えて愉快ですが、目や口に見えるのは水分や栄養を供給する管の跡です。このように、カラスザンショウは1年中バードウォッチングや昆虫観察を楽しめる植物です。
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