ちがさき丸ごと博物館

カワウ

名称 カワウ 別名
所在地 小出川(西久保の高圧線)や千ノ川
概要 相模川は、茅ヶ崎市はもとより県内最大の河川です。流域の各所で飲料水などのために取水され、また多くの生き物が、河川からの恵みを受けて生き続けています。夏の暑いころはあまり見かけませんが、秋の中ごろから春の終わりごろまで、下流域の萩園周辺でカワウを見ることが出来ます。送電線に止まっている姿は、まるで布袋様がおなかを抱えているようにも見えます。平太夫新田にある相模川の中洲に群れをなしている姿が確認されています。平塚寄りの送電線の上には10羽近くが止まっていました。また、編隊を組み、寒川方面より河口に向かって飛んでいく姿も見られます。カワウは、体長82cmほどで、水鳥としては大型です。体のほとんどが黒く、背と雨覆(基部側の羽)は茶褐色です。くちばしの根元は黄色で、その外側の裸出部は白色です。カワウが属する科は世界で約30種知られていて、日本では4種見ることができます。飛び立つときはあまり上手ではなく、水面でけって助走し、体を水面から引き離すように飛び上がります。隊列を組んで群飛するので、しばしば雁行と間違われます。北海道から南西諸島にかけて記録されていますが、繁殖が確認されている地域は、本州と九州の一部です。ウミウ、ヒメウなどは海岸や島の断崖などに営巣しますが、本種だけは内陸の林に営巣します。

[文化資料館ブックレット3  身近な野鳥 (根) ]
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