ちがさき丸ごと博物館

カンムリカイツブリ(カイツブリ科)

名称 カンムリカイツブリ(カイツブリ科) 別名
所在地 茅ケ崎の海岸(海上)
概要 カンムリカイツブリは、日本で見るカイツブリ科の鳥の中で最も大きく、11月中旬から4月下旬まで全国各地で見られる冬鳥です。茅ヶ崎海岸では、晩秋から、ヘッドランドの東寄り〜平島の見える漁港の区間付近で見ることができます。海に体を半分ほど沈め、潜望鏡のような長い首を立てて、海面に浮かんでいます。全長57センチ 前後でマガモとほぼ同じ大きさですが、首が長くスマートな体つきです。冠を頭にのせたような冠羽かんう(※1)があることが名前の由来になっています。冬には、羽の上面が黒っぽい褐色になり、下面は白く、くちばしは長く尖りピンク色をしています。この鳥は潜水が得意で、30秒以上も潜っていることができます。海中では、主食である魚を追い回しています。このため潜った場所からかなり離れた海面上にひょっこり顔を出すこともあります。潜水巧みなウの仲間も近くで泳いでいることもありますが、冠の有無や、浮いている姿の違いで区別がつきます。通常2〜3羽しか見られませんが、3月になると15~20羽と仲間を増やして渡りの準備をしているかのようです。50羽を数えたこともありました。4月に入ると、茅ヶ崎の海の波間に浮かぶカンムリカイツブリの姿を見ることはありません。湘南海岸で人々の目を楽しませてくれるのは、ほんの数カ月間です。※1…鳥の頭にある、周囲より長い羽毛※2…1年中同じ地域に住む鳥
[文化資料館ブックレット3  身近な野鳥 (根) ]
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