ちがさき丸ごと博物館

庚申塔(甘沼・八幡大神)

名称 庚申塔(甘沼・八幡大神) 別名
所在地 甘沼292
概要 甘沼のバス停から北へ向かった殿山公園の下に、甘沼・八幡大神があります。甘沼の鎮守で祭神は誉田別命(応神天皇)、創建は明暦2年(1656)と伝えられています。社殿の前の参道の右脇に、四臂青面金剛像の庚申塔がまつられています。これには承応3年(1654)の銘があります。この四臂二猿の様式のものは、相模川の下流域では7基見つかっており、寒川町大曲のものに次ぐ古いものです。昭和61年に、同型の十間坂・神明宮(明暦4年:1659)、行谷・金山神社(承応4年:1655)の庚申塔とともに市の重要文化財に指定されました。
高さ約80cm、背面を自然のままに残した舟形光背型の石に、青面金剛(しょうめんこんごう)の立像を刻んでいる。牙が上方に向き、四臂(しひ、四本の腕)だ。あごの下にある二つのこぶのようなものは、頭上のものが帽子なら、その結び目だろうか。足元の左右には二匹の猿が、脇侍のような格好でしゃがんでいる。主尊の両側、それぞれの猿の上部には、「承應三年」「正月吉日」の銘があり、台座の部分に相州甘沼村と村人たちの名前が刻まれている。承應三年(1654)といえば、庚申塔に青面金剛象が彫られた出現期のものである。[茅ケ崎歴史快道 (楊井一滋:やないかずしげ)  ]
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