ちがさき丸ごと博物館

庚申塔

名称 庚申塔 別名
所在地 市内全域
概要 庚申塔は道祖神と同じく石仏を代表するもので、市内には90基を超えるものが数えられています。一番古い年号銘(めい)を持つものは、円蔵の輪光寺境内にあり年号銘は寛永17年(1640)、最新のものは芹沢の大谷(おおや)にあり昭和23年です。その中で、6基の庚申塔が本市指定重要文化財になっています。庚申塔は日本の広い地域に分布していて、江戸時代から造られました。多くは路傍の石仏として道路に立てられたのですが、道路の改修などのために寺や神社の境内などに移されたものもあります。庚申塔には青面(しょうめん)金剛(こんごう)という4〜6本の腕を持つ恐ろしい顔つきの象や見ザル、聞かザル、言わザルの三猿、ニワトリ、日月などが彫刻されています。それが江戸時代も中期を過ぎると文字で「庚申塔」などと掘り込んだ石塔に変化します。円蔵の輪光寺にある塔は、市内でもっとも古いもので、約1メートルの高さの塔に三猿が浮き彫りになっています。この塔は全国的に見ても、最初に三猿が庚申塔に彫られた例として重要です。昭和44年に指定されました。甘沼八幡大神境内にある承応3年(1654)塔と、行谷金山神社の承応4年(1655)塔、十間坂神明宮の明暦4年(1658)塔の三基は、石塔や民間信仰史の研究にとって資料的価値が非常に高く、平成18年(2006)、県の有形民俗文化財に指定されました。
境内の小さな祠に庚申塔が二基。向かって左が青面金剛象を彫った庚申塔の出現期のものです。[茅ケ崎歴史快道 (楊井一滋:やないかずしげ)  (根) ]
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