ちがさき丸ごと博物館

古墳と出土品

名称 古墳と出土品 別名
所在地
概要 古墳から多くの貴重な遺物が出土します。地域の豪族や有力者が亡くなったときは、その人の力に応じた大きさや造りの墳墓に葬ったと考えられています。そして死者の横には、さまざまな副葬品が供えられました。奈良県や大阪府などにある巨大古墳は、混乱状態の国土を統一した歴代の大王(おおきみ)の墳墓といわれ、葬られた人の絶大な力を示しています。築造に数年の月日がかかる巨大古墳は、死後に造り始めるのでは間に合わないので、生前から造営を行い、自らの力を国内外に誇示したと考えられています。奈良県辺りを中心とした大和朝廷が全国を支配していたことは、各地に発見される古墳からうかがうことができます。朝廷は、家臣や各地の主要豪族に太刀や銅鏡などを授けることで主従の関係を明らかにし、全国各地に支配を広げていったようです。各地の古墳の中には、朝廷から授かったとみられる太刀や銅鏡が、各種供物と一緒に発見されることがあります。残念ながら、茅ヶ崎ではこのような遺物は確認されていませんが、多くの横穴古墳から、いろいろな副葬品が出土しています。香川の篠谷(しのやと)横穴群(おうけつぐん)のうち古いものからは、酒や水などを供える須恵器の壺(つぼ)・甕(かめ)・瓶(へい)類、首飾りに使われた勾玉(まがだま)・水晶製の切子玉・ガラス製の丸玉や小玉、そして金銅環(こんどうかん)(耳飾り)などの装飾品が出土しました。また、直刀、鉄製のやじり・馬具などの戦闘具も出土しました。この地域の有力な人々が、馬に乗って戦をしていた様子を感じ取ることができます。しかし、古墳の副葬品をねらった盗賊たちが横行したらしく、すべてを奪い取られてしまった古墳も少なくありません。
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