ちがさき丸ごと博物館

シマアメンボ

名称 シマアメンボ 別名
所在地 芹沢・柳谷・行谷広町・赤羽根十三図
概要 シマアメンボは、ずんぐりとした体型のアメンボで、体長は5〜7mmです。春から秋に、水のきれいな細流を訪れると、水面をくるくるといびつな円を描くように泳いでいる姿を見ることができますが、動きは素早く、なかなか捕まえることができません。他のアメンボ類とは異なり、常に流れのある水域に生息します。冬には水から離れて越冬しますが、一部の個体は厳寒期でも水面で活動しています。また、翅(はね)を持たない個体が多く、通常は移動力がありません。体にしま模様があることが名前の由来となっていますが、小さいため、肉眼ではしま模様がよく分かりませんが、ルーペでのぞくとおしゃれなしま模様がはっきりと確認できます。まるで、古代エジプトの衣装の模様のようで、デザイン性にも優れています。アメンボ類は、水面に浮くため、水をはじく細かい毛が脚先に生えています。脚をオールのように使って水面を滑るように進み、天気の良いときには水面に映る影だけがはっきりと見え、まるで忍者のようです。芹沢・柳谷・行谷広町・赤羽根十三図といった谷戸の細流や、台地の斜面林からしみ出る水がつくる小さな流れのある赤羽根五図付近に生息していますが、赤羽根十三図以外での生息個体数は多くありません。柳谷では、数年前まで見ることができなかったことから、翅を持った雌が他の地域から飛来してきたのかもしれません。相模川左岸用水の流れに運ばれることもあるようで、夏場は左岸用水や小出川でも見つかっていますが、いずれも一時的な生息と思われます。

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