ちがさき丸ごと博物館

ジョウビタキ

名称 ジョウビタキ 別名
所在地 丘陵地から田畑地、公園、庭
概要 ジョウビタキ(ヒタキ科)晩秋の訪れとともに、里山で「ヒッヒッヒッ」「カッカッカッ」と澄んだ甲高い鳴き声が聞こえます。初冬になると、公園や市街地でも棒杭や庭木の先端で見られる冬鳥を代表する一種です。鳴くときに頭を下げ、尾を上下に細かく振るのが特徴で、大きさはスズメより少し小さいです。
どんな鳥?
雄は顔から喉が黒く、胸から腹がオレンジ色で、頭の上は灰白色でとても鮮やかです。また雌は全体が茶褐色で、下腹部と尾がオレンジ色で、雄に比べると地味な色合いですが、つぶらな瞳が可愛らしいです。また雌雄ともに黒褐色の翼に目立つ白斑から、「紋付(もんつき)鳥(どり)」とも呼ばれています。
食べ物は、地面に降りて昆虫類やクモ類を捕食したり、マサキやムラサキシキブ、ヘクソカズラなどの数多くの草木の実を食べたりします。
名前の由来
ジョウビタキの名前は、2つの特徴に由来します。オスの頭部が白髪の老人のようであることから能で老人を意味する「尉(じょう)」、そして鳴き声が火打石を叩く音に似ているということから「火焚(ひたき)」という2つの言葉をあわせて「尉(じょう)火焚(びた)き」となったといわれています。
縄張り意識と人懐っこさ
この鳥は、冬は単独で行動します。また縄張り意識が強いため、ガラス窓や車のサイドミラーに映った自分の姿を見て、縄張りへの侵入者と勘違いをして攻撃する姿が目撃されることがあります。高所で鳴く習性も、縄張りを宣言するためだと思われます。
その一方で意外に人懐っこい所があります。藪(やぶ)から飛び出して木立の上に留まり、人が近づいても遠くまで逃げずに数メートル先で留まり、「ついて来てごらん」といっているかのようにこちらを見たりします。そのため写真撮影の格好の被写体となり、野鳥写真の愛好家に親しまれています。また多くの掛軸や屏風絵などの日本画に描かれてきたことからも、昔から親しまれてきたことが分かります。


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