ちがさき丸ごと博物館

シロダモ(クスノキ科)

名称 シロダモ(クスノキ科) 別名
所在地 北部丘陸
概要 シロダモは暖地性の常緑広葉樹で、山形県・宮城県以南の山地や丘陸地に生えます。市内の北部丘陸では、春になると盛んに出芽しますが、市街地ではあまり自生しない樹木です。11月ころになると、葉の脇に黄褐色の小さな花が集まって付きます。昔は、この種からとれる油でろうそくを作ったそうです。シロダモという名前は、葉の裏面が灰白色のろう質に覆われていることに由来します。他に「タモ」の名の付く木としてモクセイ科のアオダモ、ヤチダモなどがあります。「タモ」の語源としては、いずれも大木となり、古来、樹霊信仰の対象となってきたことから霊(たま)の意とする説などがあります。冬芽は鱗片(りんぺん)に包まれ、春になると上質のビロードのような絹毛をまとい、その色は銀色から黄褐色へと変わります。やがてほとんどの毛は脱落し、葉の縁がなめらか(全縁)で、3本の葉脈(三行脈)が目立つようになります。この葉脈は、ニッケイやヤブニッケイとよく似ています。葉をちぎってかぐとよい香りがします。クスノキ科の木の葉は、大抵よい香りがし、料理に使うゲッケイジュもクスノキ科に属します。
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