ちがさき丸ごと博物館

ツノトンボ

名称 ツノトンボ 別名
所在地
概要 ツノトンボは「トンボ」という名前がついているように体の格好は一見トンボに似ていますが、よく見ると触角が異様に長く、先端がこん棒状になっている点が違っています。ツノトンボの仲間は非常に小さなグループで、日本にはここに紹介するツノトンボのほかに、キバネツノトンボ、オオツノトンボ、オキナワツノトンボと全部で四種類がいるだけです。この仲間は、実はクサカゲロウやウスバカゲロウと同じ脈翅(し)目というグループに属する昆虫です。ツノトンボは、ススキなどの生える葦原に生息し、成虫は年一回八月から九月に現れます。飛び方もトンボと違ってふらふらと頼りなげですが、さらに大きな相違点は、止まるときに翅(はね)を屋根型にたたむことです。また、雄は捕まえると独特の臭いを出すのも特徴です。幼虫は陸性で、みなさんもご存じのアリジゴク(ウスバカゲロウの幼虫)にそっくりの形をしています。実際にこの幼虫を見れば、トンボとはあまりにもかけ離れた姿に驚くでしょう。ただ、アリジゴクと異なり巣を作ることはせず、ススキなどの根際にひそみ小昆虫を捕らえて餌(えさ)にしています。
[]
イメージ