ちがさき丸ごと博物館

ツリバナ

名称 ツリバナ 別名
所在地 市内北部丘陵地域
概要 春は、北部丘陵の雑木林が1年のうちで最も美しく変身する季節です。冬枯れの木々が次々と芽吹き、開花していきます。そして、北部丘陵全体がさまざまな緑で覆われる4月末になると、ミズキ、ハリエンジュ、エゴノキ、イボタノキ、ウツギ、ガマズミと、春の白い花から初夏の白い花へとバトンタッチされていきます。そんな雑木林の一角に、真っ白よりは、やや緑がかった花弁に淡い紫色の頬紅をさしたようなやさしい小さな花、ツリバナの花が見られます。ツリバナは、丘陵や山地の林縁や林内に生えるニシキギ科の落葉低木で、花や実が長い柄の先に吊り下がってつくことからツリバナの名があります。同じ仲間のマユミやニシキギによく似ていますが、マユミの花弁は4枚、種子は4個に対して、ツリバナはマユミよりも丸みのある花弁が5枚、種子も5個という違いがあります。5月初め、対生についた葉の元から伸びた長い柄に花を咲かせ、やがて1?ほどの実を結びます。秋に赤く熟すと実は5つに裂けて、つやのある朱色の薄い種皮に包まれた種子が5つ顔をのぞかせます。
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