ちがさき丸ごと博物館

ツワブキ(キク科)

名称 ツワブキ(キク科) 別名
所在地 茅ヶ崎海岸近くの林や道端・市内全域
概要 ツワブキは、常緑の多年草で、葉は根生(葉などが直接根から生えること)し、表面は厚くてつやがあり、形はフキに似ています。夏季は花を付けることなく、つややかな葉のみが低く地面を覆っています。10月ころに長さ60センチほどの太い花茎を伸ばし、その先に直径が5センチほどの黄色い花を数個付けます。花は木枯らしの吹く季節になっても散ることがなく、年末まで目を楽しませてくれます。また、花が咲き終わった後には、タンポポの果実によく似た白くて丸い綿帽子が付きます。また、ツワブキは日陰でもよく育ち、日本式の庭園に植えられているのを見ます。庭園に植えられたものの中には、園芸種として栽培されたものもありますが、ツワブキは本来、温暖な地方の海岸付近に自生する植物です。60年ほど前には、茅ヶ崎海岸近くの林や道端でもよく見られたということです。あまり華やかな花ではないものの、殺風景な冬の海岸の風景に彩りを添えていたそうです。今でも気を付けて見ると、市内のあちこちで見掛けます。褐色の綿毛をまとった若葉は、冬から春にかけて生えてきます。握りこぶしのように丸くなっていて、塩ゆでにするとおいしいそうです。茎は古くからつくだ煮にします。キャラブキというのは、フキではなくツワブキのつくだ煮が元祖であるといわれています。葉は火にあぶって患部にはると、腫れ物や湿疹(しっしん)に効くといわれています。
 
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