ちがさき丸ごと博物館

ナガコガネグモ

名称 ナガコガネグモ 別名
所在地 市内全域
概要 市内でも、最も普通に見られるクモの1つだと思います。ジョロウグモに似ていますが、腹部の先端が赤くない点が異なり、発生もジョロウグモより1ヶ月ほど早く、8月に生体が現れます。クモというと、蜘蛛女とか女郎蜘蛛という言葉に代表されるように、気持ち悪いとか、嫌だと感じる人が多いのですが、それほど人間くささを感じる生物であるとも言えるでしょう。市内でも百種類を超えるクモが生息し、家の内外でも30種類以上は見つけることができるということです。ナガコガネグモは俗に"英字グモ"とも呼ばれ、巣の中に英語のアルファベットにも似た、かくれ帯をつくり、その中央にいて獲物を待っています。網は、体の大きさに比べると小さく(直径20〜50mm)、危険を感じると網を前後に激しく揺すります。卵のうの形もユニークで、草の間にきんちゃくのような、つぼ型のものをぶらさげます。体長はメスで20〜25mm、オスが8〜12mmと雌雄の大きさがかなり違います。ジョロウグモが牛小屋など人里にいるのに比べ、ナガコガネグモは、草原や林縁の草の間、水田の稲の間など、比較的自然度の高い所にいます。クモは自然度のバロメーターと言われるのも、こういう所からくるのかもしれません。一方、セミなど明らかに糸の切れそうな相手がかかったときには、見向きもしないというあきらめの良さも持っています。
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