ちがさき丸ごと博物館

二十三夜堂跡

名称 二十三夜堂跡 別名
所在地 南湖1丁目
概要 「南湖入口」の交差点を北に入った富士見橋(千ノ川に架かる)の手前左の空き地に小さいほこらがあり、石の聖至菩薩が祭られています。宝暦7年(1757)の銘がありますが、顔など風化が目立っています。土地の古老は「三夜様」と呼んでおり、二十三夜の月待講が行われていたようですが、絶えて久しいといいます。昔、南湖に力のない男がいて、力持ちになりたいと願かけをしました。ある夜三夜様に祈り、そばにあった米俵を持ち上げたところ、軽々と持ち上げられました。それが二十三夜だったことから、伝え聞いた村人も願をかけるようになり、お堂を建てたという伝承があります。

茅ヶ崎の伝説・昔話/昔南湖に力の弱いいくじなしの男がいた。「俺はどうしてこうもたくましくないのか。雷はこわい。夜には外に出られない。」と独り言を言って、この二十三夜堂の前を歩いていた。すると近くに大きな米俵があったので、男は持ち上げて見ようと思った。そこでお堂に向かい「どうか私に力を授けて下さい」とお祈りし俵を持った。するとどうだろう、今まで力のなかった男にモリモリエネルギーが湧き、軽く俵を持ち上げてしまった。この話が人から人へと伝わると、力のない男達が集まって来ては力を授けてもらった。 そこでこのお堂を二十三夜様と呼ぶようになり、お堂の側にあるお地蔵様に願をかけると金持ちになったと言うことで、茶屋町と南湖の人たちがお金を出して、お堂とお地蔵さまに感謝して大きなお堂を造ってあげた。[ちがさき丸ごと博物館ガイドブック(文化財編)  ぶらり散歩 郷土再発見  (根) 茅ケ崎の昔話(改訂版)・高橋昭和著 (根) ]
イメージ