ちがさき丸ごと博物館

ノジトラノオ

名称 ノジトラノオ 別名
所在地
概要 市内には主な河川が4本あります。千ノ川、小出川、駒寄川、そしてそれらが流れ込む相模川です。しかしもう1本、藤沢市を流れている小糸川の源流があります。幅1mほどの小さな流れが、道路とゴルフ場に挟まれた500?ほどの湿地(谷戸地)の間を北に向かって流れています。1999年7月、この葦原の中で花をつけたノジトラノオが見つかりました。市内では初めての発見です。ノジトラノオは、白い小さな花を多数付け、しっぽのように先が細く垂れています。この形状から、トラのしっぽに見立てた名前が付けられています。オカトラノオと花は似ていますが、葉の形と茎に密集している毛によって見分けられます。そして最大の違いは、生えている環境です。ノジトラノオは湿り気のある草地を好むのに対し、オカトラノオは丘陵の日当たりの良い草地に生えます。湿地環境は年々減少傾向にあり、それと同時にこの植物も減少しています。「神奈川県植物誌1988」でも県内4ヶ所でしか記録されておらず、県のレッドデータブックの減少種になっています。今回市内で発見されたことは大変価値のあることです。この他にも、ヌマトラノオ、ヒメシロネ、ダイコンソウ、チダケサシ、ヒメシダなど湿地性の植物が見られます。

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