ちがさき丸ごと博物館

ハゲン(半夏生)

名称 ハゲン(半夏生) 別名
所在地 ハンゲショウ
概要 7月2日ころ 夏至から11日目。7月2日ころ、芹沢ではこの日「草刈り正月である。この日まで草刈場所が制限されているが、この日からは他村と他人の屋敷以外であれば、どこでも草を刈ってよいことになる。
青草は家畜の飼料や田の肥料として農家にはどうしてもかかせぬもので、大量の草が必要であった。萩園(はぎその)では、四月下旬から五月十日ごろ、草刈り正月があった。この両村では約二ヵ月のずれがあるが、萩園の方が低地にあって暖かく、草の伸び出す時期が早かったものと思われる。それと、芹沢は山林が多く草の量が豊富だが、萩園はほとんど耕地化されており、草の絶対量が少ない。そこで勢い競争も激しくなり、その分だけ口あけが早まったものと考えられる。
漢字で半夏生と書きますが、夏至から11日目にあたる半夏生のころに花が咲くことに由来します。また、葉の半分が白く化粧をしているようなので、半化粧との意味もあるとか。なかなか優雅な命名だと思いませんか。別名、カタシログサ(片白草)とも呼ばれています。水辺や湿地に生えるドクダミ科の多年草で、草全体に一種の臭気があります。葉はドクダミの葉を細長くした形で、長さは5?から15cm、色は淡い緑色で柔らかい手触りです。茎は直立して60cmから100cmになります。上部の葉のわきから穂状の白い小さな花を多数つけ、初めは垂れていますが、下の方から開花するにつれて立ち上がります。花が開くころに茎の上部の葉が白くなり、8月ごろから再び淡緑色になります。半夏生のころの半分白くなった葉は自然の神秘を感じますが、どうしてこの現象が起きるのかはわかっていません。[茅ヶ崎市史③ 民俗編 第六章 年中行事より (根) 百科事典用テキストデーター   (根) ]
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