ちがさき丸ごと博物館

張り子の郷土がん具

名称 張り子の郷土がん具 別名
所在地
概要 故佐々木啓祐(ひろすけ)さんのコレクションで、夫人のスズさんから文化資料館に寄贈された、郷土がん具があります。昭和10年ごろから東海岸北1丁目にお住まいだった啓祐さんは、戦前から戦後にかけて映画監督として活躍され、作品には、高峰秀子主演の「荒城の月」「鐘の鳴る丘」などがあります。また映画を撮影する傍ら民芸品を収集するのが趣味で、1本の映画を完成させると、よく収集旅行に出かけたそうです。寄贈されたがん具は、茅ヶ崎に来てから集められたもので、全部で34点。古風なものが多く、戦争が激しくなる前の収集品と思われます。そのほとんどが張り子のトラとべこ(牛)ですが紙人形などもあります。トラや牛をひっくり返してみると、腹に産地が鉛筆で書いてあります。郷土がん具で有名な福島県会津若松市や三春町の張り子のトラ、赤べこ、鹿踊り人形などももちろん入っています。特に貴重なのは、福島県いわき市の久之浜の張り子です。海沿いの久之浜では、昔から航海安全のお守りの天狗面を作っていたところで、がん具も作っていた時代がありました。コレクションの中には、張り子のクマ乗り金太郎、首振りのトラや牛があります。久之浜でのがん具作りは、今では途絶えているそうです。
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