ちがさき丸ごと博物館

バン

名称 バン 別名
所在地 千ノ川の鳥井戸橋付近や小出川の寺尾橋付近・浜園橋〜下町屋橋間では、草陰や水面、大曲橋下流部
概要 バンは、日本で見られる11種(1種は絶滅)のクイナ科のうちの1種で、水田や川、池などの水辺で見られる鳥です。褐色がかった体色の種類が多いクイナ科の中で、バンとオオバンは嘴の色の違いで容易に区別ができます。オオバンは嘴が白く、足が暗緑青色ですが、バンは嘴の先端が黄色で、額板と呼ばれる額の裸出部が赤い色をし、足は黄緑色で基部が赤くなっています。また、体側面に白い斑点があり、尾の下の尻には左右に大きな楕円の白斑が目立ち、すぐにバンであることが分かります。雌雄同色で、雌雄の判別はできません。大きさが成鳥と同じくらいでも、体が褐色で、嘴が緑褐色のものは幼鳥です。全国的に見られる鳥ですが、北のものは冬には暖地に移動します。東京港野鳥公園の大井埋立地では、冬には姿を消しますが、温暖な茅ヶ崎では1年中見ることができます。千ノ川の鳥井戸橋付近や小出川の寺尾橋付近・浜園橋〜下町屋橋間では、草陰や水面で度々姿を見かけます。また、大曲橋下流部では幼鳥を含め4〜5羽を1度に見ることがあります。水面を泳ぎながら、「クルルッ」と大きく鳴きます。歩く姿勢は、首を前後に振り短い尾を上げ、ちょうどニワトリが歩く姿にそっくりで、"湿地の雌鶏"とも呼ばれます。かなり神経質な鳥で、人の気配や物音がすると物陰に入っていつまでもジッとして動かなくなってしまいます。草陰から静かに観察しましょう。

[文化資料館ブックレット3  身近な野鳥 (根) ]
イメージ