ちがさき丸ごと博物館

マサキ(ニシキギ科)

名称 マサキ(ニシキギ科) 別名
所在地 海岸近く
概要 マサキは海岸近くで自生する植物で、観賞用としても植栽されています。挿し木で簡単に増やせ、成長が早く、日当たりが良いところでは葉を密生させるので、畑や家の生け垣によく用いられました。以前は、生け垣といえばマサキが主流だったように思います。しかし、虫(ミノウスバというガの幼虫)が付くためか、最近では少なくなりつつあります。またマサキには、ホタルガやユウマダラエダシャクという、ちょっとかわいらしいガも卵を産みにきます。生け垣に用いられるマサキは刈り込まれてしまうので、花を付ける姿はめったに見られません。自生しているものや庭などで植栽されているものは、6〜7月ごろに葉の付け根から枝を伸ばして、黄緑色の小さな花を付けます。花が咲き終わると、6〜7ミリの丸い実が付き、淡い紅色に熟すと、11〜1月にかけて4つに割れて、かわいいオレンジ色の種子が現れます。マサキは、正木や征と書きますが、真(まさ)青木(おき)からマサキに変化したなど、いくつかの説が考えられています。また、葉が1年中つやのある緑色で、枝先(本年枝…その年に伸びた枝)も緑色であるため、そのように名付けられたとも考えられます。茅ヶ崎海岸の防砂林では、トベラ(トベラ科)やシャリンバイ(バラ科)に混じって、マサキが変化したツルオオバマサキが見られます。ツルオオバマサキの葉は広くて厚く、またマサキがほとんどまっすぐな樹木であるのに対し、ツルオオバマサキは株の元の枝が地を這うように伸び、枝の先が立ち上がっています。6月の末ごろに、満開になった花を見ることができます。
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