ちがさき丸ごと博物館

民話『河童徳利』の主人公 五郎兵衛さん

名称 民話『河童徳利』の主人公 五郎兵衛さん 別名
所在地 西久保
概要 西久保に五郎兵衛(生年不詳)という人がいました。ある日、野良仕事を終えて、間門川で愛馬を洗っていると、馬の尻にカッパが食いつきました。村の衆が生け捕りにしたものの、五郎兵衛は助けてやりました。その夜、カッパは、とっくりを持ってお礼に来ました。「これは酌めども尽きないお酒の出るとっくりです。けれども底を三つたたくと酒は出なくなります。」と言ってカッパは帰っていきました。 この民話は、江戸時代の『宝暦現来集』という本に載っています。あらすじは茅ヶ崎に伝わるものと同じですが、「五郎兵衛」という名前が、三輪堀五郎左衛門となっています。天保2年(1831年)4月、江戸に住む猪之助が、大山参拝の折、間門村(西久保)の三堀家に立ち寄って聞いた話として載っていて、五郎左衛門がカッパを助けたのは鎌倉時代のこととなっています。ここに登場する三堀家が実際に西久保にありました。当主は代々「五郎兵衛」と「五郎左衛門」を名乗っています。そして、カッパからもらったというとっくりを伝えていました。民話や江戸時代の文献に登場する五郎兵衛は、この中のだれかだろうといわれています。
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